年末年始の休みがあけて世間はすっかり仕事モード。
「今年の目標も立てたし、がんばるぞ!」と意気込んだものの、朝だるくて起きられない、仕事に集中できないなど、いわゆる「休みボケ」状態で身体と気持ちがうまく連動してくれないと感じる方もいるのではないでしょうか?
「休みボケ」を解消しつつ、ストレスを軽減しながら仕事に向き合い、モチベーションを高く保つコツをご紹介します。
なんだかだるい。は、自律神経の乱れ!?
長期休暇が明けると、いつもの起床時間に起きられないことがあります。これは、休暇の時のリズムに身体が慣れてしまっているため。
自律神経の切り替えが乱れてしまっていることが原因かもしれません。
そもそも自律神経とは?
自律神経は「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(休息モード)」という正反対のはたらきをする2つの神経から成り立っています。
交感神経は、主に昼間にはたらき、副交感神経は、寝るときや身体が休まるときにはたらきます。
この二つのバランスがよく、切り替えがうまくできると昼間の疲れも夜に睡眠をとることでしっかりと回復することができます。つまり、朝の目覚めが良くなるわけです。
参考サイト:
自律神経の基礎知識 【交感神経と副交感神経】
自律神経を整えるコツ
寝るときには、副交感神経を優位の状態にします。「光」「音」「匂い」に神経は反応しやすいので、部屋を暗くし、静かな環境にするのがベストです。アイマスクや耳栓、アロマフューザーなどのアイテムを活用して『寝る(休む)』ことを身体や脳に伝えてみてください。
逆に、起きるときには刺激を与え差をつくることがコツです。たとえば、好きな音楽をタイマーにセットして目覚めたら、カーテンを思い切り開けて太陽光を浴び、できれば熱いシャワーを浴びるなど。こうすることで、自律神経のバランスが身体に癖づき、疲れが取れやすくなります。
仕事のやる気を維持するには?
冒頭述べたように、年始は昨年の反省を活かして今年の飛躍を胸に誓う人も多くいるかと思います。
しかし、いざ仕事が始まってみると日常の業務に追われるばかりでモチベーションがあがらない。なんてことはありませんか?
少しの気遣いで仕事への意欲やモチベーションを高めることができます。是非参考にしてみてください。
身の回りのものを見直してみる
ものから入るなんて、やや邪道かもしれませんが、いつも使っている名刺入れやパソコンのマウスが汚れていたりしませんか?
新しい一年が始まったこの時期に仕事道具を新調してみてはどうでしょう。
ほぼ毎日使うもの=目に入るものをちょっとランクの高いものにしてみるだけで、気分も変わり「見合った仕事をしよう」とモチベーションがあがります。
腹八分を心がけてみる
年末年始はついつい食べすぎ・飲みすぎてしまいがち。加えて、休み中は不規則な時間に起きて食事をしていませんでしたか?
実は、満腹状態だと思考力や集中力が低下するほか、免疫力までも低下してしまうらしいのです。
常に「すこし物足りないかな?」という程度に食事を済ませ、仕事中も感覚を研ぎ澄ましておきましょう。ランチの後にいつも眠くなってしまう方は、特に気をつけてみてください。
積極的にコミュニケーションをとってみる
誰でも、自分にしかできない役割を任されたり、周りから期待されると、プレッシャーもあるものの自ずとやる気が出てくるものです。
会社の中で、自分の居場所を見つけることができると毎日会社に行くことも楽しくなってきます。そのためには、会社の目指す方向性を的確にキャッチしたり、上司や部下、同僚とのコミュニケーションは必須です。
コミュニケーションは挨拶から!小さなことではありますが、まずは、声を出して挨拶してみることで自分が働きやすい環境に変わってくるかもしれません。