どうしても気になってしまう職場事情の一つに、社内恋愛があります。
おそらく、”現場を目撃”とはいわないまでも、「●●さんと××さんが・・・」という噂を聞いたり、口にしたりしたことはあるのではないでしょうか。
“同じ社内”という身近で起こる出来事だからこそ、社内恋愛はすべてがスクープ級のインパクト!一度、当事者以外に知れると、噂が一気に拡散されてしまいます。それぐらい衝撃があるため、当事者2人は社内恋愛のメリットだけではなく、ある程度の”リスク”と”覚悟”が必要となります。
今回は、その禁断な恋、「オフィスラブ」のメリット・デメリットについてお送りします。
◆意外と多い社内恋愛!毎日顔を合わせることが要因 !?
認知心理学において、「単純接触効果」という言葉があり、人は何かしらの対象物と繰り返し接することで、自然と警戒心が薄れていき、好意度が増していくという法則があるようです。
だからこそ、会社は毎日顔を合わせる場であり、共に過ごす時間が長いことから「恋愛」に発展しやすい環境なのだと言えます。
また、それに加えて、アメリカのある心理学者が「働く男女200人に行ったアンケート調査」した結果、約4割の人が社内恋愛している・もしくはその経験があると回答!これは、決して見過ごすことのできない数字といえそうです。
この結果からわかるように、意外と多く、決して珍しい話ではない社内恋愛。
仮に、同じ会社の同僚を好きになったり、親しい交際に発展するとしたら、社内でのコミュニケーション・・・どうしますか。これより、社内恋愛のメリット・デメリットについて、順に掘り下げていきます。
◆社内恋愛のメリット
― 職場は出会いの場
日々の業務に追われ、社外の人と出会うチャンス、コミュニケーションを図る機会すらない方も少なくないのでは。そうした環境下にいると、同じ職場で・・・というのが必然的な流れで、わざわざ合コンなどの出会いの場に出かけて行かなくても出会えるのは魅力的なのかもしれません。
― 共通する話題がある
日頃から同じ会社で勤務していれば、完全に同じ業務とはいかないまでも、近しい業務についている可能性が高いですよね。それに同じ環境下で勤務しているため、業務ないし職場での悩みなどを話しやすいというのはメリットの一つと言えそうです。一から説明する必要もなく、すぐに共通の話から入っていけることで、一気に距離が縮まるのかもしれません。
― 連絡が取りやすいし
社内の内線で・・・というのは、さすがにないとは思いますが、同じ社内にいることでちょっとしたコミュニケーションをとりやすいのはメリットと言えそうです。
LINEやFacebook、SkypeといったSNSで連絡したり、場合によっては一緒にランチに行くことで、休日の約束やどこに行くかなど、コミュニケーションがとりやすいですよね。それに、仮に同じ部署内であればお互いのスケジュールも大枠把握できているというのもプラスと言えそうです。
◆社内恋愛のデメリット(リスク)
― 喧嘩してしまったり、別れてしまったら後がやりづらい
社内恋愛の一番のデメリットは、なんと言ってもトラブルがあった時と言えそうです。
仮に破局を迎えてしまった場合は、相手とのコミュニケーションが取りづらく、仮に同じ業務で同じミーティングなどに出席なんてシチュエーションがあったとしたら・・・考えるだけでもゾッとしてしまいます。
それに、周囲への配慮、それに何よりも仕事に影響が出てしまう可能性が高いことは計り知れないデメリットと言えそうです。社内恋愛を拒む人の多くは、こうしたリスクを背負いたくないというのが最もな理由のようです。
― 相手にバツの悪いところを見られてしまうことがある
業務においてミスを犯してしまったり、上司に怒鳴られたり、説教されているところを間近で見られてしまう・・・というケースがあります。それに、相手が他の異性の同僚と楽しく話しているところを見てしまうと嫉妬心が芽生えてしまうことも珍しくなく、これは、物理的な距離感が近いが故の問題と言えそうです。
― 周囲に秘密にしておくとやりづらい
そもそも、社内恋愛というと一緒の職場と言うことから業務に支障がないように、それにある程度二人の関係性が深まるまでは秘密にしておきたいものです。それに、企業によっては「社内恋愛NG」としているところもあるようで、より機密性が高まる、それが同じ職場での恋愛と言えそうです。
様々な理由から周囲に感づかれたり、バレないように平静を保つのはなかなか大変です。良く一緒にランチに出かける、一緒に帰るなど行動を共にすることが増えると同僚にも勘ぐられてしまうことも・・・。もしバレてしまったらその後の関係、また仕事にも何かしら影響が出てしまうかもしれません。これは大きなデメリットに他なりません!
◆社内恋愛でのコミュニケーションを自然にとるには?
社内恋愛に発展した場合、仕事中にイチャつくわけにもいきません。周囲に秘密にしている場合、オープンにしている場合、いずれにしてもコミュニケーション手段は諸々を配慮した上でとりあうことが重要だと言えます。そこで今回はオススメの3つの連絡手段を提案します。
― 其の一「SNSアプリを使う」
最近は、コミュニケーション手段として、若年層だけではなく、40代、50代の方もLINEやFacebookといった無料アプリを使うのが主流になってきているようです。ビジネスシーンにおいても「ビジネスチャット「社内SNS」というワードを耳にするようになってきており、そうした流れは自然な風潮と言えそうです。
― 其の二「書類などを渡す際にこっそりと」
妙にコソコソ、ヒソヒソしているとかえって怪しく見えてしまいます。そこで、不自然さが出ないように、業務上の書類の受け渡しやミーティングでのやり取りのときに、何気なくメモなどを渡すといった方法も社内恋愛をする上でのマナーと言えます。
― 帰宅時間をずらして待ち合わせ
既に、二人の関係性をオープンにしている場合は該当しないことですが、付き合っていることを秘密にしている場合は帰宅時間をずらし、どこかで待ち合わせを、というような工夫が必要です。人に隠れて「こっそり」というのが、仕事終わりのデートをより楽しく感じさせてくれるのかもしれませんね。
◆社内恋愛でのコミュニケーションを自然にとるには?
社内恋愛におけるコミュニケーションの方法についてご紹介してきました。二人の関係性をオープンにする場合、秘密にする場合、いずれにしても社内は基調な出会いの場であることには変わりがありません。出会えることは素敵なことです!
ただ、キチンとしたメリット・デメリットを把握した上で、マナーを守った上で、コミュニケーションをとることが大人として、ビジネスシーンでは重要と言えそうです。
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