◎抱えていた課題

  • 紙チケットやオンラインチケット業者に依頼することでコストがかさむ
  • 従業員数がアルバイトを含めても10数名という厳しいリソース状況
  • お客様にライブハウスでしか味わえない体験を訴求できていない

 

10代後半~50代まで幅広い層から支持を集める、神奈川県横浜市でも人気のライブハウスC。
ここは、これまで多くのバンドがアーティストとしての第一歩を踏み出し、結果的にメジャーデビューまでこぎ着けている、若者にとって憧れのステージの一つです。

ライブハウスCでは、2000年初頭の創業当時から「若者だけではなく、大人も楽しめる空間を」というオーナーTさんの想いから、まもなく創業20周年を迎えるにあたり、改めて集客方法を見直し、今以上に満足度の高い興奮をお客様に届けられるよう、新たな施策を検討することにしました。

 

「周辺のライブハウス関係者とよく話をしますが、多くの方にライブハウスをもっと楽しんでもらいたいと思っています。その上で『ライブハウスの魅力』『ライブハウスだからこそ得られる体験』が何なのか、というのを改めて訴求する必要性を感じています。また、ライブハウスは、出演バンドにとって『音楽業界の玄関』。そうした意味からも貴重な場ですし、彼らのためにも、その魅力を存分に伝えてあげたいです」。

 

その後、Tさんは、この思いを形にすべく、アルバイト定員を含めた全従業員で、週に1回、新たな集客施策を模索するため、ミーティングを開催することにしました。

 

◆リソースやコスト、様々な壁が…最適解まで到達できず

Microphone on stage against a background of auditorium

・ライブハウスに足を運ぶ回数が減ってしまっている方
・ライブハウスにきたことのない方

こうした方々を対象に、『ライブハウスだからこそ得られる体験』を訴求したいと考えていたTさん。
しかし、現実は厳しく、なかなか「これぞ!」というアイデアに辿り着けず・・・気がづけば定例会を実施し始めてからアッっという間に3ヶ月という月日が過ぎてしまいました。

さすがのライブハウスCのスタッフも前進できない今の状況に、もどかしさを覚えていました。
ただ、それでも「出演してくれるバンドのために」「来場するお客様のために」と、再び様々な交友関係を駆使するなど情報収集に努めることに・・・。

そして、国内外問わず、音楽イベントにかかわる一般の方の投稿などもチェックしている中、遂に目新しいアイデアを発見。目に飛び込んできたのは、隣国・韓国で行なわれていた音楽イベントにおいて、イベント関係者とお客様の間で行なわれていたSNSを利用したコミュニケーションに関する情報でした。

 

「アイデア自体は、特に目新しいものではありませんでした。単純に、イベント関係者が作ったSNSのグループトークに、知人やイベント来場者を招待して、イベントのこと、イベント会場付近の施設についてなどの情報交換を行なうというシンプルなものです。イベント数週間前から関係者が投稿するイベントの最新情報や会場周辺のグルメ情報や宿泊施設に関する情報など、トークのやり取りが途切れないほどの盛り上がり!これは公演終了後も続き、日本に帰国後、イベントに参加した日本人同士で食事会が行なわれるほど、人と人とをつなげる架け橋になっていました。まさに『これだ!』と痛感しました(Tさん)」

 

TさんはライブハウスCのイベントでもSNSを活用した施策にチャレンジすることを決断。
早速準備に取り掛かったTさんは、従業員Kさんの紹介で、SNS関連のサービスを取り扱う企業の方を紹介してもらうことになりました。

 

◆課題を一掃!要因は”熱意”と”柔軟なツール”にあった

wtcs_02c

◎解決された課題

  • ビジネスチャットを”電子チケット”として採用。結果的に、紙(印刷)によるコスト、オウンドメディアを通じた宣伝活動によって大幅なコスト削減に成功
  • 初めて利用するサービスだったため多少のバタつきはあったものの、大きなトラブルなく、懸念していた実来場者の人数確認についても滞りなく対応完了
  • イベント前後1ヶ月間、出演バンドおよびファン同士の交流の場を、イベント来場者限定で用意したことで顧客満足度UPにつながる

 

ライブハウスCのオーナーTさんは、IT業界の人脈に強いアルバイトKさんの紹介から、LINEやFacebookのようなSNSに近しい”コミュニケーションサービス”を提供する企業数社と実際に打ち合わせをすることにしました。

その中で1社、提案の中に「法人向け」のサービスで提供している企業がありました。
その企業こそがキングソフト株式会社で、この打ち合わせが最初の出会いとなりました。

キングソフトが提供するサービスの強みは、管理者がログ管理ができ、しかもアカウントを付与したメンバーのみが利用できるというセキュアな環境だという点。そして、もう1点が、一度は誰もが目にしたことのあるようなインターフェイスと機能が搭載されているという操作性でした。

後日、改めて、ライブハウスCを訪れたキングソフトの営業担当者。
その際、具体的な動作説明と、イベント開催時を想定した利用方法についてミーティングを行い、最終的に1ヵ月後に開催されるイベントにおいて試験導入する運びとなりました。

ちなみに、その際、キングソフトの営業担当者より、「今回はコミュニケーションツールとしてはもちろん、それ以外にも弊社の法人版チャットサービスをイベントの「チケット」の代わりに使ってみては」という提案が。その詳細は下記のような内容でした。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

◆ビジネスチャットを「電子チケット」として利用?

≪ チケット購入~当日入場までのフロー ≫

① チケット購入について
まずは、チケット販売がスタート。
お客様は、ライブハウスに直接出向き購入、もしくは電話 or メールで購入します。
※オンラインチケット販売サービスを利用の場合は、購入した際、返信されるメール内にアカウント情報が反映されているイメージ

② チケット購入後のアカウント付与について
チケットを購入したお客様の振込みが確認できたところで、購入時に共有いただいた
メールアドレスに、ビジネスチャットのアカウントとそのログイン方法を説明したメールを送信
※この時点で、コミュニケーションツールとして利用可能です

③ イベント当日の入場について
イベント当日、会場入口にて実際にログイン。
そして、イベントスタッフ(管理者)に対してスタンプを送ったところで完了

※今回は、イベント当日、入場する際、ライブハウスのスタッフにログイン画面を見せ、スタッフの目の前でお客様からスタンプメッセージを送信。それに対してスタッフが返信することで、そのスタッフの返信回数で当日の来場者数を把握するという方法をとりました

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

◆”ライブハウスと人” “人と人” 新たな絆の構築に貢献

wtcs_02e

最終的に、ライブハウスCではビジネスチャットを入場チケットとして採用することにしました。

「ビジネスチャットを”電子チケット”として使うという発想は画期的でした。今回は初めての試みと、大多数のお客様がイベント直近でチケット購入したことから、その告知に苦戦。周知という点で課題を残しましたが、今後はそうした課題がクリアになれば、実採用も可能なのではと感じました」。

また、今回このサービスを採用した主目的、『コミュニケーションツール』としての感想はというと、こちらも非常に満足度が高かったようです。

「事前に1バンド1アカウントではなく、各メンバーに付与しておくべきだった」
実際に当日スタッフとしてイベントのサポートしていたアルバイトKさんの口からそうした前向きな意見が出てきたとおり、出演バンドから”アカウントをメンバー一人ひとりに付与してもらえないか”というリクエストがあったといいます。そのほかにも多くの声がお客様より寄せられました(下記参照)。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

◆そのほかのお客様の声

「チケット購入した約3週間前から(出演バンドから)YoutubeのURLが貼り付けられる形で曲紹介があるなど、直接バンドと交流できることで親近感が沸いた」
「曲紹介があったことでイベントに行く前の予習できました!あと、実際にバンドの方から曲のイメージや、その曲誕生のマル秘エピソードが聞けるなどロイヤリティーを感じた」「イベントにいく前に、他の来場者と間接的に知り合えて、ある程度、関係性が温まった状態でイベント当日を迎えられた。その後の交流も楽しかったです」・・・etc

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

◆”Music” × “ビジネスチャット”=拡がる可能性

Musicians on a Concert. Flat Vector Illustration

課題に感じていた「印刷コスト」と、実際に来場した方の人数の把握。
この2点において、一定の達成感と今後への期待感をライブハウスCの各スタッフの方には体感いただけたようです。さらに、関係者とお客様とをつなぐコミュニケーションツールとしては、イメージに近しいコミュニティを作れたことに、ライブハウスC様には大変満足いただけたようです。

「”電子チケット” “コミュニケーションツール”として利用しましたが、イベントによってはどちらかだけ利用する形もとれ、その柔軟性も魅力といえます。今後はイベントの規模などに応じて活用範囲を検討していきたいです(Tさん)」

今後、今回同様に法人版チャットを採用する際は、可能な限り、関係者・お客様に事前告知を行うこと。
そして、その際は分かりやすい操作説明等を用意することで、より多くの方々からの投稿を募りたい、と既に次回のイベントを見越していました。

 

もう一歩先のライブハウスの楽しみ方を提案。
そこから新しいコミュニティ、ネットワークにつながるきっかけとなれるよう、今後もライブハウスC様とともに尽力していきたいと考えてます。

 


 

ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk」 資料請求はこちら

document_dl-04

毎週配信!メルマガ登録はこちら
mailmagagine_banner