社内インタビュー第2弾:リアルな生成AI活用術~営業部編~
生成AIの急速な進化により、ビジネスシーンでの活用がますます重要視されています。今回は、社内の様々な部門で活躍する社員にインタビューを行い、リアルな生成AI活用術を紹介します。業務効率化や競合分析、資料作成など、具体的な活用事例を通じて、生成AIの可能性を探ります。
また、自社製品である「WowTalk AI」をどのように活用し、業務の生産性向上に貢献しているのかについても深掘りします。
本コラムは第1弾〜第3弾まであります。本記事では第2弾としてダイレクトセールス部にお話を伺います。第1弾はこちら、第3弾はこちらになります。
目次
生成AIの活用状況“リアルなところ”教えてください
営業部門であるダイレクトセールス部では、自社製品であるビジネスチャット「WowTalk」やクラウド型オフィスソフト「WPS Cloud Pro」、法人向け名刺管理ソリューション「CAMCARD BUINESS」の提案・販売をしている部署です。導入前に製品資料のダウンロードやお問い合わせをしていただいたお客様の電話対応もしています。
WowTalk AIのご提案もしているため、生成AIにおけるお客様の声を聞いている部署でもあります。
今回は、ダイレクトセールス部担当Nさんに生成AIに関して“忖度なし”の率直な意見をお話しいただきました。
質問リスト
①普段の業務で生成AIをどのように活用していますか?
②生成AI活用後具体的にどのような変化がありましたか?
③WowTalk AIの他社製品との比較、優れている点、及び今後期待する機能や改善点があれば教えてください
競合他社の情報や活用事例も気軽に生成AIに
——今ダイレクトセールス部でも生成AIを一番推していると思うのですが、Nさん自身も生成AIはよく業務に利用しているのでしょうか?
ダイレクトセールス部 N:結構使っていますよ。日々AIをお客様に提案するので、競合調査も兼ねていろいろな製品の生成AIを試していますね。
——具体的にどのように活用していますか?
ダイレクトセールス部 N:競合他社の情報を調べたり、生成AIの活用事例を挙げてもらったり。比較するために表を作成してもらったこともあります。アイデア出しをしたいときも積極的に使っていますね。
WowTalk AIは「チームで利用できるAI」をフル活用。人事に質問することはほぼなくなりました
——WowTalk AIに絞っての業務活用でいうといかがでしょうか?
ダイレクトセールス部 N:社員が共用で使用可能な「チームで利用」できるAIは非常によく使っていますね。例えば「有給について教えてください」「フレックスってどうだったっけ?」などざっくばらんに聞いてます。
それまでは、社内ポータルにある人事規定を自分で確認し、それでもわからなければ人事の担当者に聞くという形にしていたんですけど、今はAIに先に聞いてしまうので探しにいくことはなくなりましたね。意識していませんでしたが、いま思い返すとその部分の手間はかなり省けていますね。
——人事の方の手間も省けているんでしょうね。
ダイレクトセールス部 N:そうだと思いますよ。少なくとも僕は最初AIに聞くというフローになっているので。同じように製品に関する問い合わせもしていますね。
——WowTalkに関する問い合わせということですか?
ダイレクトセールス部 N:そうです。商談時にお客様から来た質問に対して追って回答をするときなどに聞いていますね。WowTalkのサポートサイトで確認するときもありますけど、ササッとAIで聞くことが多くなりました。
——営業の方ですと、自分でAIに文書を登録できる「個人で利用」できるAIを、質問集のようなものを作成して登録しておくという使い方をしている人も多いみたいですが、いかがでしょうか?
ダイレクトセールス部 N:個人用のAIも使ったことありますが、共通AIへの質問で結構クリアになるのであまり使ってないですね。
——ということはNさんの推しAIは「チームで利用」ですか?
ダイレクトセールス部 N:そうですね。Chatbot的な使い道は非常にいいです。調べる時間が相当減ってると思います。
プロンプト集があるともっと業務の幅が広がりそう
——WowTalk AIで「もう少しこうなってほしい!」と期待する点はなんですか?
ダイレクトセールス部 N:プロンプトのテンプレートが付帯しているといいですね。今は検索的な利用も多く検索ツールと生成AIの使い分けが曖昧になっているところがあるので。プロンプトを通じて「こんなこともできるんだ」ということがわかると、業務の幅がより広がりそうですよね。
まとめ
今回の取材では、ダイレクトセールス部のNさんから、生成AIの業務活用について率直な意見や感想をお話しいただきました。競合他社の情報収集やアイデア出しに生成AIを活用している様子は、営業部門ならではのお話だったのではないでしょうか。
本コラムが、生成AIの導入を検討する際にお役に立てれば幸いです。
<WowTalk AIお問い合わせ・お申し込みはこちらから>
WowTalk AI紹介ページ:https://www.wowtalk.jp/functions/ai.html
無料トライアルのお申し込み:https://www.wowtalk.jp/contact/entry.html
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WowTalk製品資料ダウンロード:https://www.wowtalk.jp/form-dl-wt-document.html
※ワウテック株式会社は2023年9月1日にグループ会社であるキングソフト株式会社と合併いたしました。