「ユーザーに自分事にしてもらえる機能にしたい」― WowTalk「サンクス機能」開発インタビュー
今回はWowTalkの「サンクス機能」についてどんな機能があるのかを知っていただきたく、ユーザーの皆さまにはお馴染み(?)の開発推進部 部長 伍陸(う・りく) にインタビューを実施しました。
弊社ではサンクス機能を積極的に活用しており、毎日”サンクスレター”が飛び交うシーンが多く見られます。2019年のコロナ禍を経て、誰かが誰かに「感謝」「称賛」を伝え合う環境の大切さを感じる機会も多くあります。
WowTalkのサンクス機能で働くすべての人々にどのような彩りを与えることができるか、誕生の背景も含めてご紹介させていただきます。
目次
サンクス機能、一体どんなサービスついて教えてください
― 開発推進部 伍
主にWowTalkのサンクス機能には2つあります。1つは「感謝と称賛のコミュニケーションを見える化」する”サンクススコア”です。サンクススコアはトーク内の日常のコミュニケーションから自分からの感謝と称賛発信、誰かから自分への受信を数値化することで、ポジティブな意見を明確にしたり力をもらえる機能だと思っています。
2つ目は、「明確に誰かに感謝を伝える」ための”サンクスレター”です。こちらは宛先(To)を決めて、どんなことが嬉しかったか、何をされて感謝をしているかを明確に表現する機能です。
ビジネスチャットの機能とサンクスの概念を掛け合わせることで、さらにポジティブなコミュニケーションに発展していくという理想の元に実装されました。
開発メンバーが思う、サンクス機能でこだわりの部分は?
― 開発推進部 伍
皆さんは普段働く中で「ありがとう」や「感謝」って意識していますか?意識してない人の方が多いのではないでしょうか。僕は意識していなくても確かに言葉や気持ちはあって積み重なっていると思います。
WowTalkのサンクス機能では、感謝に関する絵文字リアクションやスタンプが押されたり、トーク内のありがとうの数をカウントしているので、いつの間に!?という部分をきちんと見える化しています。「私なんて…」と思う方はぜひWowTalkにある「サンクス」を見てみてください。「えっこんなにありがとうを送ってる!?(送られてる)」となると思います。私たちが意識していないところで、実はサンクススコアが貯まっているということを知ってもらいたいです。
サンクス機能、ユーザーの皆さまにとってのメリットは!?
― 開発推進部 伍
まず、ユーザーが「自分事」にしやすい機能にしたいです。枠組みに囚われすぎずに「自分が会社に貢献しているな」と自分自身が思えること、自分のアイデンティティや存在意義をサンクス機能で感じることができるといいなと思います。
我々は個人事業主ではなく、チームとして働いており、自分が主役のときもあればそうではないときもあります。誰かが誰かに貢献している、頼られているということをサンクス機能で改めて知ることができます。
サンクス機能を通じて、より感謝や称賛を感じた具体的なエピソードはありますか?
― 開発推進部 伍
弊社内でもサンクスレターを送る施策をおこなっていますが、一番驚いたことは「コピペじゃない」ということですね。人に感謝を伝える最高の行為だと思います。
To(名前)を指定して文章を考える姿勢、何に対して感謝を伝えたいのか具体的に書くことで、仕事の一部をきちんと見て理解してくれるラブレターだなと感じました。
弊社内でサンクスレターが活発になったのは何が理由だと思いますか。
― 開発推進部 伍
社内のメンバーは思ったよりも誰かに感謝を伝えたかったんですね(笑)送りあう頻度が高くなって自分も送ろう!というのが増えたり、タイムラインが盛り上がっているのでハードルが低くなったということもあるかと思います。
今後のサンクス機能についての展開を教えてください。
― 開発推進部 伍
3月25日、WowTalk10周年に向けて大型アップデートを予定しています。乞うご期待ください!
WowTalkは2024年3月25日にサービス提供10周年を迎えます。それに併せて、サンクス機能の大型アップデートを予定しています。アップデートの情報につきましては、製品サイトでも随時お知らせをさせていただきます。
※ワウテック株式会社は2023年9月1日にグループ会社であるキングソフト株式会社と合併いたしました。