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テレワークを新たな働き方の選択肢に!キャスターCOO 石倉×ワウテック代表 瀬沼 特別対談

公開日:2021.06.11 更新日:2023.10.06

コロナ禍において急速に普及しつつあるテレワーク。未曾有の事態ゆえに「せざるを得ない」状況からスタートし、課題は山積みと感じていらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。

そこで、テレワーク(リモートワーク)の普及をいち早く目指し、全社員が在宅勤務である株式会社キャスターの取締役COOである 石倉秀明 様に、ワウテック株式会社 代表取締役の瀬沼がテレワーク環境におけるコミュニケーションを軸にお話を伺いました。

株式会社キャスター取締役COO
石倉 秀明
2005年にリクルートHRマーケティング入社。
2009年6月に当時5名のリブセンスに転職し、ジョブセンスの事業責任者として入社から2年半で東証マザーズへ史上最年少社長の上場に貢献。
その後、DeNAのEC事業本部で営業責任者を務めたのち、新規事業、採用責任者を歴任。
現在800名以上のメンバーがリモートワークで働くキャスターの取締役COO。
2019年7月より「bosyu」の新規事業責任者も兼任し、個人が誰でも自分の「しごと」を作り出し、自由に働ける社会を作ることにも挑戦している。

50名の会社も800名超の会社もテレワーク制度の導入に違いは無い

— ワウテック株式会社 代表取締役 瀬沼悠(以下、ワウテック 瀬沼)

ワウテックの瀬沼と申します。本日はよろしくお願いいたします。
まずは、キャスターという会社についてご紹介いただいても良いでしょうか?

— 株式会社キャスター 取締役COO 石倉秀明 様(以下、キャスター 石倉 様)

キャスターの石倉と申します。よろしくお願いいたします。

株式会社キャスターは、現在7期目なのですが、創業当初から全員がリモートで働いている会社です。従来リモートといえば、場所の違いで賃金が安く設定されたり、業務の一部を切り出す業務しかなかったり、普通の働き方ができなかった時代がありました。

それに疑問を持ち、離れた場所でそれぞれのメンバーが働いていても普通に働ける社会を実現しようということを目指している会社です。具体的には、企業のバックオフィス業務や秘書、人事、経理などの仕事を任せていただいたり、在宅派遣などのサービスをやっています。

— ワウテック 瀬沼

ありがとうございます。キャスター様といえば、800名以上の従業員の方が全員リモートで働いていらっしゃいますよね。私たちもテレワーク制度とフレックス制度を取り入れ、柔軟に働ける環境作りを行っていますが、まだ50名程度の組織だからこそできると感じることもあります。800名以上という大人数でリモートを実現するにあたり、苦労なさったことはありますでしょうか?

— キャスター 石倉 様

一見して800名を超えるリモートワークというのは難しいようにも見られるのですが、実はそこまで運用のポイントがあるわけではないんですよ。

例えば、働き方の多様化に伴って副業を解禁するといったニュースを耳にすることがありますよね。そして、そういった制度を取り入れている会社の中にはベンチャー企業もいれば、何万人と社員を抱える大企業もあります。それと同じように、あくまで制度を導入しているか否かといったシンプルな違いなのかなと思います。

大企業でもフレックス制度を導入している企業などもあるので、特に難しいというわけではないんですよね。

リモート環境で感じる課題は従来の働き方でも課題に?!

— ワウテック 瀬沼

なるほど。確かに、テレワーク制度に限らず、既にある制度を自社に適用させるかしないかといった観点から考えると、納得できます。

昨今のコロナ禍において、テレワーク制度を急遽導入したという企業の話を聞く機会があります。とはいえ、リモート環境になってから仕事が進めづらいと感じる方も中にはいらっしゃるはずです。具体的にどういったところに問題があると思いますか?

— キャスター 石倉 様

リモートで感じられる課題として、「コミュニケーションがとりづらい」「部下のマネジメントが難しい」といった話がよく挙がりますよね。確かに対面と比べたらチャットやメール、Web会議ツールでのコミュニケーションになるものの、実は本質的な働き方に違いは無いと思っています。

リモートワークが浸透しきらない理由というのは、働き方の課題を「リモートワークのせいにできる」ことがあるのではないかと思っています。

例えば、出社していたらコミュニケーションが取れていると確信を持てるか、あるいは、出社しているだけで部下のことをどれだけ見てあげられているか、と言われるとそこまで自信を持って「YES」と言い切れる人は多くないのではないでしょうか。

ツールこそ異なれど、リモートワークでも丁寧なコミュニケーションも取ることができるため、考え方一つで浸透へとつなげることができると考えています。

ついつい、「場所の違い」が働きやすさの議論の矛先になってしまうのですが、場所ではなく仕事の仕方そのものを見直すということが大切ですね。

ビジネスチャットで“伝える”方法は、個人向けSNSに学べる!

— ワウテック 瀬沼

ある種、リモートによって見過ごしていた課題が浮き彫りになったということでしょうか?

— キャスター 石倉 様

そうですね。もしかすると、「リモートワーク自体に課題を感じる」と思っている方も、出社前提だった頃を思い出してみると、意外と出社前提の業務の中にも近しい課題を感じているということがあるかもしれません。

例えば、リモートによってコミュニケーションに齟齬が生まれたと感じる方は、対面でも、うまくコミュニケーションできていなかった可能性もあります。

対面だと、ニュアンスでなんとなく伝わった感じでやり過ごせてしまうこともありますが、デジタルコミュニケーションにおいて通用しなくなった結果、課題として顕在化してしまっただけで、もともと問題だったということもあります。

— ワウテック 瀬沼

確かに対面ではなんとなく通じ合えたという体験があったとしても、チャットを通じたコミュニケーションで同じことができるかといえば、全くそうではありませんよね。

私たちもビジネスチャットツールを提供している立場から言えば、デジタルコミュニケーションならではの伝え方があるように思います。

— キャスター 石倉 様

でも実は、デジタルコミュニケーション自体は難しいものではないんですよね。
例えば、今は家族や友人と個人向けのSNSなどを使って連絡を取り合ったりしますよね。しかも、それを当たり前のように様々なSNSを通じて行っているんです。

チャット機能などを通じて、文字でやりとりすることにプライベートで慣れ親しんでいるのであれば、それをビジネスシーンでも活かしていくことが可能です。

もし、リモート環境でチャットを使ったコミュニケーションに悩みがあるとすれば、それは難しく考えすぎなので、もっとカジュアルにいつものように実践してみるのが良いかもしれませんね!

これからの働き方にビジネスチャットは必要不可欠

— ワウテック 瀬沼

まさしく個人向けSNSが普及したことで、ビジネスシーンにおいても同様のスピード感でコミュニケーションができる時代だと感じています。

デジタルコミュニケーションだからこそ感じられる利点などはなにかありますでしょうか?

— キャスター 石倉 様

口頭のコミュニケーションよりも優れているなと感じるのが、認識合わせがしやすい点です。リモートワークはコミュニケーションの齟齬を生むのではなく、むしろ齟齬をなくすコミュニケーションに長けていると思います。

例えば、指示も具体的に出さないとチャットでは伝えることが出来ないし、話し手側の都合だけでは伝わらないのがチャットなので、指示も説明も具体的である必要があります。また、ログが残るので記録として曖昧なこともないのが利点です。

— ワウテック 瀬沼

おっしゃる通り、私もコミュニケーションがむしろ明確に円滑になるのがデジタルコミュニケーションの利点だと思います。

リモートワーク(テレワーク)が今後普及するために、どこに意識を向け、何を考えていくべきだと思いますか?

— キャスター 石倉 様

かつて手書きと紙が主流だった働き方にパソコンが加わり、今となってはパソコン無しでは働けない時代になりました。そのようにリモートワークというのは、シンプルに働き方が変わりましたという捉え方をするのが良いと思っています。

当時、パソコンが難しいと感じていた方もパソコンを使う仕事に適用していったように、リモートワーク(テレワーク)が難しいと感じていても、(コロナ禍のような危機もありますが)適用していかなければならない状況です。

リモートワークの是非を議論するよりも、こういった環境において、どうやったらうまく仕事ができるようになるのか、改善することに時間を使っていくということが大切だと思います。

— ワウテック 瀬沼

確かに、働くことの本質というのは、出社することではなく仕事として成果を出すことなので、本来であればリモート環境でいかに働くかを議論していくべきだと感じました。

— キャスター 石倉 様

そうですね。場所に関してはリモートだからといって家で働かなければならないわけではなく、自粛下でなければ出社して働くというのも良いと思いますし、なにより柔軟な働き方の選択肢として捉えるのが良いように思います。

そこで大事なのは、社員がどこで働いていても、どこに行っても皆が(特定の場所に行かなくても)同じ情報が取得できることです。そういうことを突き詰めていくと、ビジネスチャットやクラウドツールを使わないと仕事が成立しない時代とも言えます。だからチャットでのコミュニケーションに抵抗を持つのはもったいないし、率先して取り組んでいくのが今後の働き方としては非常に重要だと思っています。

— ワウテック 瀬沼

本日はありがとうございました!

※ワウテック株式会社は2023年9月1日にグループ会社であるキングソフト株式会社と合併いたしました。

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