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飲食店の個人SNS業務利用、店長の本音を調査②

公開日:2025.09.11 更新日:2025.09.11

今回、アルバイトスタッフを5名以上雇用し、個人SNSで業務連絡を行っている飲食店の店長・店舗責任者106名を対象に、飲食店における個人SNSに関する業務利用の影響調査を実施しました。

前回の記事では、人SNSを業務で利用する際の、店長や店舗責任者の不安に焦点を当て、ビジネスチャット「WowTalk」による解決策をご紹介しましたが、本記事では「ビジネスチャットで解決すると思う課題」について解説します。

調査概要

・調査名称:飲食店における個人SNSに関する業務利用の影響調査
・調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
・調査期間:2025年7月28日〜同年8月1日
・有効回答:アルバイトスタッフを5名以上雇用し、個人SNSで業務連絡を行っている飲食店の店長・店舗責任者106名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

業務専用の連絡ツール(ビジネスチャット)を使うことで、解決すると思う課題

今回、「業務専用の連絡ツールを使うことで、解決すると思う課題を全て教えてください。(複数回答)」(n=106)と質問したところ、「スタッフの定着率向上」が34.0%、「情報セキュリティリスクの低減」が32.1%、「若手スタッフとのコミュニケーション改善」が29.2%という回答となりました。

スタッフの定着率向上

個人SNSではなく、ビジネスチャットを導入することで飲食店のアルバイトスタッフの定着率が向上する理由は、主に「仕事とプライベートの分離」と「情報共有の効率化」が挙げられます。

多くの飲食店では、依然として主な連絡手段に個人SNSが使われがちですが、これはプライベートと仕事の境界線を曖昧にしてしまい、スタッフにストレスを与えやすいというデメリットがあります。ビジネスチャットを導入することで、業務連絡はビジネスチャットでおこなうことが明確になり、特に若手のアルバイトスタッフにとって大きなメリットです。

また、飲食店ではシフト変更や新メニュー・キャンペーン情報など、「ヒト」や「モノ」に関するリアルタイムな情報共有が不可欠です。ビジネスチャットでは、連絡事項がトークルームごとに整理されるため、過去のやり取りを簡単に検索できます。個人SNSのように、プライベートなやり取りの中に仕事の情報が埋もれてしまうことが防げます。

ビジネスチャットは「仕事の場所」を明確にすることで、スタッフのプライベートを守り、情報共有を効率的にします。これにより、スタッフはストレスなく業務に集中でき、より良い人間関係と職場環境が築かれるため、結果として定着率の向上に繋がります。

情報セキュリティリスクの低減

個人SNSを業務利用することで、情報漏洩のリスクが高まります。例えば、アルバイトやパートスタッフがスマートフォンを紛失したりした場合、個人情報や業務連絡が第三者に漏れてしまったり、業務に関する機密情報を家族や知人に誤って送信してしまい、取り返しがつかない事態に発展します。

ビジネスチャットを導入することで、管理体制を一元化しセキュリティ機能の強化に繋がります。管理者によってアカウントの発行・停止・権限設定をすべて管理することで、限られたメンバーでの業務連絡や万が一の際はアカウントを停止できるため、セキュリティリスクの低減になります。

若手スタッフとのコミュニケーション改善

個人SNSは、プライベートな人間関係の延長線上にあります。そこに業務に関する連絡が入ると、若手スタッフは公私の区別を付けることが難しくなり、精神的な負担になることがあります。一方で、ビジネスチャットは「業務専用のツール」として利用されるため、仕事とプライベートの境界線が明確になります。これにより、「勤務時間外のプレッシャー軽減」「人間関係のストレス緩和」に繋がります。

入社したばかりの若手スタッフは、上司や先輩に直接話しかけることに躊躇しがちになってしまいますが、ビジネスチャットを活用することで、心理的なハードルを下げ、気軽に質問や相談ができるシーンが多くなります。顔を合わせて話すよりもテキストで伝える方が、若手スタッフにとって心理的な負担が少ない場合があります。

ビジネスチャット「WowTalk」の活用で飲食店舗が抱える課題を解決

従業員のエンゲージメント向上機能

ビジネスチャット自体が直接的にスタッフの定着率を上げるわけではなく、その効果はビジネスチャットの機能やツールの活用方法、企業文化によって左右されます。WowTalkは管理者がすべてのメンバーを管理します。アカウントの発行や削除、部門登録など、あらゆる設定を管理者がおこない、一元的に管理できることで、企業ルールに則した形でのチャット運用が実現できます。業務連絡とプライベートとの連絡手段を明確に区別することができるので、仕事とプライベートのオンオフを切り替えやすくなり、ワークライフバランスの改善に繋がるでしょう。

また、WowTalkに搭載された「サンクス機能」は社員や先輩スタッフが若手スタッフの頑張りに対して「ありがとう」の気持ちを気軽に送ることができます。これは、若手スタッフのコミュニケーションに対する心理的なハードルを下げるだけでなく、業務へのモチベーション向上や、日々の業務における承認・称賛文化の醸成につながります。

管理画面でのメンバー管理によるセキュアな環境設計

WowTalkは、管理者が作成したメンバーに限られたセキュアな環境内でやり取りが可能です。例えば退職したスタッフが発生した場合、管理者がすぐにアカウントを停止できるため、いつまでも退職スタッフがトークルームに残ってしまうということを防ぐことができ、社内の機密情報が閲覧されるリスクを低減することができます。

また、人間関係のトラブルが発生した場合、管理者は、誰が・いつ・どのようなメッセージをやり取りしたか、どのファイルを送受信したかといった利用履歴をログとして確認できます。万が一、情報漏洩やトラブルが発生した場合でも、迅速に原因を特定し、対処することが可能です。

シンプルなUI/報・連・相をスムーズにする機能

若手のアルバイトやパートスタッフは、日常的に個人SNSでのテキストベースの気軽なコミュニケーションに慣れ親しんでいます。WowTalkは、こうした世代のコミュニケーションスタイルに合わせた機能を提供することで、既存の従業員との間に存在するコミュニケーションギャップを埋め、円滑なやり取りを促進します。特に、WowTalkのシンプルで分かりやすいユーザーインターフェースと操作性により、特別な研修なしでもすぐに使い始めることができます。

メールや電話に比べてテキストコミュニケーションはリアルタイムでやり取りできるため、緊急性の高い連絡やトラブル発生時の報告も迅速に行えます。グループトークや共有機能を使うことで、複数の関係者に一度に同じ情報を共有することが可能になり、さらに「誰が未読・既読」かの判別もスムーズになるため、情報伝達のスピードが格段に上がります。

※ワウテック株式会社は2023年9月1日にグループ会社であるキングソフト株式会社と合併いたしました。

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