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内定者情報など機密情報のやり取りにも活用! ビジネス特化でありながら全従業員で使いやすいサービス

株式会社鈴廣蒲鉾本店

本記事のポイント

課題

社内メールやグループウェアでのコミュニケーションに課題

個人SNS利用によるセキュリティリスクを防ぎたい

社内コミュニケーション方法を統一したい

導入の
決め手

営業担当の丁寧な対応に惹かれた

使いやすいUIとビジネスに適したデザイン

安否確認機能が全社利用のきっかけの1つに

効果

機密性の高い人事情報を取り扱う内定者フォローに活用

チャットログ管理がトラブル時の時系列の把握に活躍

テレワーク時の出退勤の把握に活用

老舗企業のDX化推進の一環としてビジネスチャットが全社で活躍!

創業150周年を超える老舗ブランド「鈴廣かまぼこ」を提供する株式会社 鈴廣蒲鉾本店。

同社では、かまぼこ製造を行う工場から、販売を行う実店舗まで全社員の方々にWowTalkを活用いただいています。

従来からグループウェアを始め、ITツールを活用していたそうです。現在はDXの推進にも積極的に取り組み、コミュニケーション課題の解決という切り口からビジネスチャットの導入に至りました。

今回、株式会社 鈴廣蒲鉾本店 業務改革部 副部長 稲山正憲 様に、WowTalk導入の背景や現在の全社的な活用方法などについて伺いました。

※当インタビューは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用かつ、ソーシャルディスタンス形式で行い、写真撮影のみマスクを外し短時間で実施いたしました。

個人SNSなどはリスク大。社内コミュニケーションの統一を目指す

株式会社 鈴廣蒲鉾本店 業務改革部 副部長 稲山正憲 様株式会社 鈴廣蒲鉾本店 業務改革部 副部長 稲山正憲 様

― ワウテック担当者

まず始めに、稲山様が担当されている業務領域について教えていただけますか?

— 鈴廣蒲鉾本店 稲山 様

私は、業務改革部という部署に属しています。全部署を対象としてDXの推進を含めた業務の行程改善を行い、働きたい会社になるために、業務効率化を推し進めます。日々、現業から課題の洗い出しを行い、改善候補を見つけて改善の後押しをするという業務です。また、働きやすい環境づくりのため、各施設の修繕業務も担っております。

― ワウテック担当者

ビジネスチャットの導入も「業務改革部」の取り組みの一環なのでしょうか?

— 鈴廣蒲鉾本店 稲山 様

ビジネスチャット「WowTalk」の導入自体は2014年に行いました。当時の情報システム部がITツールの導入や管理を行っていました。導入当初は、社内コミュニケーション用途として比較的自由に使っていました。

― ワウテック担当者

「ビジネスチャット」というジャンルが普及される前に導入いただいているのが興味深いです。なにか課題となるような背景があったのでしょうか?

— 鈴廣蒲鉾本店 稲山 様

実は、20年前からグループウェアを導入していました。また、メールサービスも利用していたため、ITツールによるコミュニケーションの土壌はあったのです。しかし、もう少し簡単にコミュニケーションを取りたいニーズがありました。

とはいえ、個人の携帯電話番号やメールアドレス、個人SNSなどは連絡が取りやすいですがセキュリティリスクが高く会社側で管理もできません。

そこでまずは、社内の役職を持つメンバーにアカウントを発行して、業務連絡に限定した使い方でWowTalkを導入しました。

― ワウテック担当者

現在は、全社員の方にアカウントを発行していると伺っています。利用できるメンバーの範囲を拡大した理由を教えていただけますか?

— 鈴廣蒲鉾本店 稲山 様

社内のコミュニケーションを統一したかったのです。導入前に感じていた「個人の連絡手段を利用するリスク」は、全社員に対しても同様のことがいえます。関係の深まったメンバー同士であれば個人向けのSNSでつながることもあると思います。とはいえ、ビジネスとプライベートの差が無くなりかねません。

そこで、業務利用に特化した社内コミュニケーション方法として全社で統一したいという思いがあり、最終的にはWowTalkの利用アカウントの拡大を行いました。

ビジネス特化でありながら全従業員で使いやすいサービスだった

鈴廣蒲鉾 手作業で製品を製造している風景

― ワウテック担当者

2014年に導入いただき、現在では全社利用いただいておりますが、「WowTalk」を利用し続けていただいている理由を教えていただけますか?

— 鈴廣蒲鉾本店 稲山 様

導入時はもちろん、実はアカウント拡大時も他社のサービスとの比較を経てWowTalkに至っているんです。当初は機能面や費用の比較などを通して導入を決めています。

また、利用を続けてアカウント数の拡大に至ったキッカケとして一番大きいのは、弊社を担当してくださった営業の方の対応の素晴らしさですね。他社と比較しても丁寧に対応していただき、他社サービスではなくWowTalkでアカウントを拡大しようと思った理由の一つです。

その他にも、ちょうど「安否確認」機能がリリースされたと知り、ぜひ活用したいと思いました。災害等の安否確認を行いたいというニーズもまた、アカウントを全社員に拡大したきっかけです。

同じタイミングで、機能も類似した個人向けSNSに近いサービスの導入を社内で検討していました。しかし、当初の課題でもあった公私の区別しにくい点を懸念していました。実店舗で働くメンバーもいるため、お客様に「仕事中にSNSを使っている」と誤解を与えてしまうリスクがあります。

その点、WowTalkはビジネス的なデザインでありながら、個人SNSのような使い心地でそれらの課題を解決できるようなビジネスチャットだと感じました。

内定者情報など機密情報のやり取りにも活用!

WowTalkをお使いいただいている手元の様子

― ワウテック担当者

WowTalkのアカウントを全社員に配布するにあたって、利活用促進で意識されたことはありますか?

— 鈴廣蒲鉾本店 稲山 様

もともと1/3のメンバーが利用していたため、全社展開して自然と浸透していった印象があります。また、導入当初と比べて、スマートフォンで利用する個人向けのSNSも広く普及していたこともあり、特段説明すること無くみんな利用していますね。

― ワウテック担当者

全員が利用することで、業務が快適になった等の変化はありますか?

— 鈴廣蒲鉾本店 稲山 様

従来であれば、会社の固定電話や一部メンバーのみが持っている会社貸与スマートフォンで連絡を取り合っていたのですが、それらを持たないメンバーとの連絡が取りやすくなりました。いままでは個人の連絡先を知る以外に直接的に連絡を取る手立てがなかったからです。

また、世間的にSNSやチャットという文化が定着していることで、社内メールでは確認が遅くてもWowTalkならすぐに返事がきやすいというメリットも感じています。

― ワウテック担当者

鈴廣蒲鉾本店 様ならではの活用方法がありましたら教えていただけますか?

— 鈴廣蒲鉾本店 稲山 様

私たちが提供する「かまぼこ」という商品の特徴として年末が非常に繁忙となります。そのため、販売のスタッフも多数一時的に増えます。なので、年末だけアカウント数を増やして、個別のグループを作って情報共有のやり取りを行います。

また、担当の営業さんの協力をもらいながら、新たな取組みも行いました。情報管理のために、入社前の内定者向けのWowTalkのアカウントを発行してグループを分けるようにしました。そこで人事情報のやり取りをする人事向け連絡ツールとして使っています。

本体のWowTalkと切り離して使うことで、人事情報の管理、業務情報の管理など機密性の高い情報をそれぞれの状況にあわせて管理できています。

ログ管理を行うことでトラブル発生時の対策を万全に

鈴廣蒲鉾 紅白かまぼこ

― ワウテック担当者

通常のコミュニケーション以外の独自の活用方法があれば教えて下さい。

— 鈴廣蒲鉾本店 稲山 様

ケースによっては、管理者アカウントによるログの管理を活用しています。例えば、年末の繁忙期に向けたグループを作ったと仮定します。

出荷チーム、製造チーム、販売チームなどを作りコミュニケーションします。その翌年の対応をする時、「去年はいつごろどういった対応をしていたのか」「どういうトラブルが起こったのか」を振り返ることができるので、トラブルの有無に限らず必ずログは保存するようにしています。ログがあることで、万が一なにかが起きてしまった時の対応を時系列で確認できるというのが非常に便利ですね。

― ワウテック担当者

WowTalkを通じて最近始めた取り組みなどはありますでしょうか?

— 鈴廣蒲鉾本店 稲山 様

新型コロナウイルス拡大防止の観点から、内勤者のテレワークを開始しました。そこでWowTalkが活躍しています。始業と終業のタイミングで部署グループの中で連絡するようにしているんです。

「業務を始めます」「休憩入ります」といった連絡を共有することで稼働状況が明らかになります。テレワークだと電話を掛けたい時に遠慮がちになってしまうと思うのですが、稼働状況が見えることで連絡が取りやすくなりました。

また、Web会議ツールを使うことも多く、チャットで「今から電話してもいいですか?」と連絡してWeb会議用のURLを送るという使い方もしています。

― ワウテック担当者

ここまで利活用が進み、浸透した背景はどこにあると思いますか?

— 鈴廣蒲鉾本店 稲山 様

WowTalkが無いと業務が進まないような、ある種のコミュニケーション上のインフラになっていることが大きいと思います。弊社の役員が参加しているグループもあったり、一斉通知で情報共有を行ったり、WowTalkをきっかけに指示や意見の出し合いが行われているんです。例えば、地震など災害が起きた時の安否確認や状況確認をするタイミングでも、写真を添付して現場状況を迅速に共有できるので、 現在の業務において欠かせないサービスだと思います。

― ワウテック担当者

鈴廣蒲鉾本店 様の今後の展望などを教えていただけますか?

— 鈴廣蒲鉾本店 稲山 様

業務のDXに取り組んでいきたいです。書類のデジタル化を行うなど、情報伝達を迅速にロスを無くし、生産性向上につなげていきたいです。また、遠距離で仕事をするメンバー同士が迅速にコミュニケーションできる環境作りはこれからも続けていきたいと思っています。

株式会社 鈴廣蒲鉾本店 様のインタビュー記事は、以上となります。

インタビューにご対応いただいた、株式会社 鈴廣蒲鉾本店 稲山様、ご多忙のところお時間、そして貴重なお話を頂戴し、誠にありがとうございました。今回のインタビューを通じて頂いた情報・ご意見を、今後のサービス品質の向上等に役立てていきたいと考えています。
引き続き、何卒宜しくお願いいたします。

株式会社鈴廣蒲鉾本店_ホームページ_キャプチャ画像
  • 企業名 株式会社 鈴廣蒲鉾本店
  • 代表者名 代表取締役社長 鈴木 博晶
  • 事業内容 原料開発・製造・販売・研究・品質管理・商品開発・店舗運営・体験型博物館の運営等、練り製品を中心に多角的な事業を展開
  • 従業員数 1,000名未満
  • URL https://www.kamaboko.com/

※ワウテック株式会社は2023年9月1日にグループ会社であるキングソフト株式会社と合併いたしました。

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