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おもてなしの質は「情報の鮮度」で決まる。東京タワーが選んだ、誰でもすぐ使えるビジネスチャット

株式会社TOKYO TOWER

前田 優樹 様 白谷 優旺 様 (写真)ビリュゾーワ オーリガ 様

株式会社TOKYO TOWERは、1957年5月8日に設立された企業で(当時の社名は日本電波塔株式会社)、総合電波塔「東京タワー」の設置・運営および観光施設の経営を主たる事業として展開しています。

展望台(メインデッキ・トップデッキ)の運営に留まらず、商業施設「フットタウン」内での物販事業、不動産賃貸業、さらにはイベント企画やライトアップ事業など、多角的なエンターテインメントサービスを提供しています。

特に観光・レジャー分野では、東京のランドマークとしての歴史的価値を継承しながら、2019年には現商号への変更をおこなうとともに展望台の全面リニューアルを実施。国内外の観光客に向けた体験型コンテンツの拡充や、ライトアップを利用したブランディングに強みを持っています。

本社は東京都港区芝公園に置かれており、1958年の開業以来、半世紀以上にわたり首都・東京のシンボルおよび電波送信の拠点として、都市の発展を支え続けています。

本記事のポイント

課題

内線電話やメールでは、刻々と変わる現場のリアルタイムな共有に限界があった。

電話は1対1のやり取りになるため、多忙な際に応対できず情報が属人化し、全社共有にタイムラグが発生。

毎日150枚以上の点呼資料を印刷・配布しており、手間とコストがかかっていた。

導入の
決め手

日常的なアプリと使い勝手が近く、教育不要で誰でもすぐに使いこなせる。

プライベートと混同せず、誤送信や情報漏えいを防げる社内専用ツールであった。

ガラケーからスマホへの切り替え時期と重なり、導入がスムーズにおこなえた。

効果

景観情報を即座に全スタッフへ共有でき、お客様への案内が迅速かつ正確になった。

資料のPDF共有により印刷の手間と紙代が削減され、準備時間が大幅に短縮した。

チャットによるフランクな交流で風通しが良くなり、新人教育の効率も上がった。

- 貴社の具体的な業務内容について教えてください

1958年の開業以来、総合電波塔「東京タワー」を拠点に、観光施設の設置・運営を主軸とした多角的なエンターテインメント事業を展開しています。

展望台から臨む眺望体験の提供をはじめ、東京タワー足元の商業施設「フットタウン」における物販等の運営管理、さらには東京の夜景を彩るライトアップ事業や季節ごとのイベント企画など、国内外からの来塔者に向けた「思い出に残る体験」をトータルにプロデュースしています。

-WowTalk導入のきっかけや、導入前に抱えていた課題・背景を教えてください

全社的に支給していた社用携帯を従来のガラケーからスマホへと移行するタイミングでした。これまでは電話やメールが主体のコミュニケーションでしたが、観光施設の運営という現場主体の業務において、よりリアルタイムでスピーディーな情報共有が不可欠であると感じていました。そこで、スマホへの切り替えを機に、場所を選ばず直感的にやり取りができるビジネスチャットの検討を開始。操作性の良さとセキュリティのバランスが決め手となり、WowTalkの導入に至りました。

- サービス選定の際、重視したポイントやWowTalkを選んだ決め手は何でしたか

選定の大きな決め手となったのは、多くのスタッフが使い慣れているSNSツールと非常に近い操作感を持っていたことです。説明会を大々的に実施しなくても、誰もが手にした瞬間から直感的に使いこなせる。この『教育コストの低さ』は、現場の負担を最小限に抑えたい私たちにとって理想的でした。

また、プライベートなツールと切り離された『社内専用』のプラットフォームであることも重要でした。社外への誤送信や情報漏えいのリスクを構造的に排除できる高い秘匿性を備えつつ、親しみやすい操作性を両立している。この『使いやすさ』と『確かなセキュリティ』の共存が、最終的な導入の決定打となりました。

-導入前、個人用SNSを業務利用していた際の不安や、導入後に会社として安心感が増したポイントを教えてください

WowTalkの導入は社内チャットツール活用の第一歩でした。それまではチャットという文化自体がなかったため、導入前に何か具体的な不安を抱くというよりは、むしろ『これから何が変わるのか』という期待の方が大きかったのが正直なところです。

実際に運用が始まってみると、現場の状況が手軽に、かつリアルタイムに共有されるようになったことの意義を強く感じています。施設内の離れた場所にいても、今どこで何が起きているのかがわかるスピード感が組織としての安心感に繋がっており、スマホへの切り替えに合わせてWowTalkを導入した最大のメリットだったと実感しています。

WowTalkを実際に使用している風景

-ITツールに不慣れなスタッフの方もいらっしゃるかと思いますが、全員が使えるようになるまでに事務局として工夫したことや、声掛けなどはありましたか

社用携帯をガラケーからスマホに新しくするタイミングと、WowTalkを入れるタイミングがちょうど重なっていたので、実は事務局として『どうやって広めようか』と悩む必要がほとんどなかったんです。

全社員を対象に『スマホの使い方説明会』を開いたのですが、その中で一緒にWowTalkの初期設定も済ませて、使い方の説明も一気にやってしまいました。スマホという新しい道具を手にするワクワク感と一緒に、チャットでのコミュニケーションもセットで受け入れてもらえたのが大きかったですね。

おかげで、わざわざチャットのためだけに別の説明会を開く手間も省けましたし、みんなが同時に使い始めたことで、一足飛びに社内へ浸透していきました。特別な工夫をしたというよりは、この『スマホと一緒に一気にスタートした』という流れが、スムーズに使いこなせるようになった一番の理由だと思います。

-現場への定着にあたって、苦労した点や乗り越えたステップがあればお聞かせください

一言二言の短いやり取りで済む会話形式や、ボタン一つで気持ちを伝えられるスタンプ機能のおかげで、割とすぐに馴染んでくれました。文字を打ち込むのが少し苦手なスタッフでも、スタンプを返信代わりに使うことで、コミュニケーションのハードルがぐっと下がったように感じます。

新しいツールを入れると、最初は操作に戸惑って敬遠されがちですが、WowTalkの場合は最初から『いつもの感覚』で使い始めることができ、特別なステップを踏んで教育したというよりは、便利な道具として自然に、そしてあっという間に日々の業務に溶け込んでいきました。

-展望台、チケットカウンター、ショップ、事務局など、離れた拠点間での「現場の動き」はどう変わりましたか

特に変わったと感じるのが『景観情報の共有』です。

東京タワーにお越しになるお客様にとって、景色がどう見えるかは一番の関心事です。特に『富士山が見えるかどうか』は、チケットを買う際や展望台に登る際の大きな判断材料になります。以前は、天候が変わるたびに内線電話で確認していましたが、今は現場のスタッフが『今、富士山が綺麗に見え始めました!』や『急に雲が出てきて見えなくなりました』といった状況を、グループトークに流してくれています。

このリアルタイムな情報を、チケットカウンターのスタッフがすぐにお客様へご案内できるようになりました。離れた場所にいても全スタッフが『今、東京タワーの最上階で何が見えているか』を同時に把握できるようになったことは、お客様へのサービス向上に繋がる非常に大きな変化だったと感じています。

東京タワー様ならではの、非常にユニークな活用例ですね!

やはり富士山に関するお問い合わせを非常に多くいただきますが、他にも東京都内の主要なランドマークが見えるかどうかは重要視していますね。ついさっきまで綺麗に見えていたのに、急に雲が出てきて何も見えなくなる、といったことが頻繁に起こります。せっかく遠方からお越しいただいたお客様に、貴重な体験を最高な形で楽しんでいただきたいなと思いますね。

こういった景観の状況報告はWowTalk導入前はどのように行われていたのでしょうか?

これまでは、1時間ごとに内線電話を使って展望台からの景観状況を共有していました。現場のスタッフが今の景色を確認して、『富士山が見えます』とオペレーションセンターなどへ定期的に報告を入れていました。

ただ、電話だとどうしても『誰か一人が受ける』形になるので、忙しいタイミングだと電話に出られなかったり、情報の伝達がそこで止まってしまったりすることもありました。また、状況が変わるたびに何度も電話をかけ直すのも、現場にとっては負担でした。

それがWowTalkを導入してからは、グループチャットに情報を投げれば、関係者全員に一気に、たくさんのスタッフへ共有されるようになりました。これなら電話のように相手の時間を奪うこともありませんし、受け取る側も自分のタイミングでパッと確認できます。

何より、天気が急変したときでも、現場が気づいた瞬間にサッと投稿するだけで、タワー内の全スタッフが同じ情報をリアルタイムに持てる。このスピード感と確実さは、内線電話を使っていた頃にはなかった大きな安心感に繋がっています。

-「東京タワーならでは」と感じる、ユニークなグループチャットや使い道はありますか

やはり、先ほどの天候については東京タワーならではかと思いますが、他にも働くスタッフにとって、今日の東京タワーのライトアップの色や開催中のイベントを知っておくことは必須事項です。

以前は、こうした情報をまとめた資料を毎日人数分印刷していました。A5サイズの紙3枚セットを、みんな丁寧に折りたたんでポケットに忍び込ませていたんです。50人分なら150枚。毎朝その枚数を刷り、配るだけでも事務方の大きな負担でした。

それがスマホに切り替わったことで、自然にPDFでの配布になりました。今は毎朝、マネージャーが最新のPDF資料をWowTalkに送るだけになり、印刷の手間や紙代は大幅に削減されました。

全スタッフが同じ資料を常に手元に持っているという安心感。このペーパーレス化のおかげで、準備の時間が短縮されただけでなく、お客様へのご案内もより正確でスムーズなものにアップデートされたと感じています。

社員研修の場面でも非常に役立っています。

当社では、現場に出る前に約3ヶ月間の研修期間を設けており、その研修グループ単位でチャットルームを作っており、これが東京タワーらしい活用法の一つかもしれません。新人スタッフは独り立ちするまでにたくさんのことを覚える必要がありますが、接客の現場ではどうしてもマニュアル通りにいかないケースが出てきます。

そんなとき、その場ですぐにトレーナーへ相談したり、『今日こんなお客様がいらして、こう対応しました』という具体的な事例をチャットに投げたりしています。すると、そのグループにいる全員がその事例をリアルタイムで共有できるんです。

一人が経験したことを、グループ全員が自分の知識として蓄積できる。接客の現場に散らばっている『生きたノウハウ』を、研修グループという一つの場に集めることで、新人たちが自信を持ってお客様の前に立てるようになるまでのスピードが、ぐっと早まったと感じています。

株式会社TOKYO TOWER 白谷 優旺 様
株式会社TOKYO TOWER 白谷 優旺 様

-観光地として高いBCP対策(※1)が求められる中、WowTalkを活用して災害時の対応や情報共有をおこなうための具体的なマニュアルや運用ルールはありますか?

(※1)災害時の安否確認や迅速な情報共有など、緊急時でも組織としての機能を維持するための備え。

観光地として多くのお客様をお迎えしている以上、災害時のBCP対策(※1)は欠かせない備えのひとつです。ただ、WowTalkを使った災害時の決まったマニュアルがあるかというと、あえてそこは現場の柔軟性を重視しています。

私たちの現場には、自社社員だけでなく、協力会社の警備スタッフなども含め、多くの立場の人間が働いています。例えば警備担当は、スマホを持たない環境でも即座に全員へ一斉連絡ができる『無線機(シーバー)』をメインに使っています。情報の即時性という点では、やはり無線機が一番早い場面も多いからです。

そのため、『何があってもWowTalkで』と決めるのではなく、事象が起きた瞬間に、今自分たちが持っている手段の中から最適なものを選ぶ、という考え方を大切にしています。これまでの『内線電話』や『無線機』という選択肢に、写真や文字で一気に状況を共有できる『WowTalk』が加わった。この強力な選択肢が一つ増えたこと自体が、現場の判断を助け、災害時の対応力を高める大きな安心材料になっていると感じています。

-全社員でリアルタイムに情報を同期することで、組織の結束力や士気に変化はありましたか

これまでは業務上の連絡といえばメールが主体でしたが、どうしてもメールだと『お疲れ様です』から始まる定型的な挨拶や、少し硬い文章になりがちでした。送る側も身構えてしまいますし、受け取る側もどこか事務的な印象を受けやすかったんです。

それがWowTalkを導入してチャット形式になったことで、もっとフランクで、スピーディーなやり取りができるようになりました。ちょっとした相談や報告も、会話に近い感覚でパッと送れる。この『文章の硬さが取れた』ことが、部署や立場を越えた心理的な距離を縮めてくれたように思います。

一つひとつのやり取りは小さな変化かもしれませんが、全社員でリアルタイムに、かつ少しリラックスした雰囲気で情報を同期できるようになったことで、以前よりも組織の一体感や、いい意味での風通しの良さが生まれているなと実感しています。

-今後のWowTalkの活用はどのようなことをお考えですか

今後の展開としては、WowTalkの標準機能の活用に留まらず、付随するサービスである『WowTalk AI』をどう業務に組み込んでいけるか、まさに検討を始めたところです。

AIを使って具体的にどう仕事の質を変えていけるのか、まだ明確な答えが出ているわけではありません。AIに何ができるのかを探りつつ、自分たちの業務のどこにフィットさせるのが最適なのかを慎重に見極めている最中です。

-キングソフトのサポート体制へのご感想や、要望があればお聞かせください

担当の方が定期的に活用状況のフィードバックや、世間の最新トレンドを共有してくださるので、とても助かっています。単なるツールの提供元ではなく、当社の運用を一緒に考えてくれるパートナーだと感じています。

-最後に、ビジネスチャットを導入検討中の企業様へアドバイスをお願いいたします

アドバイスとしては、難しく考えすぎず『まずはシンプルに捉えてみてください』とお伝えしたいです。

今やビジネスチャットは数多くのサービスがあり、それぞれに独自の強みや機能があります。ただ、機能一覧を眺めているだけでは、自分の会社にとって本当に必要なものがどれなのか、なかなか判断がつかないのが正直なところではないでしょうか。

自社に最適なツールを見つける一番の近道は、思い切ってプロである担当営業の方に相談してみることだと思います。私たちの場合は、現場の悩みや『こうしたい』という想いをぶつけたとき、それを的確に形にしてくれたのがWowTalkでした。

悩んでいるポイントを素直に共有すれば、きっとその会社に合った解決策を提案してくれるはずです。まずは一度担当者の方に話を聞いてみて、自分たちの社風や現場の感覚にフィットするかどうかを確かめてみることをおすすめします。

株式会社TOKYO TOWERエントランス

  • 企業名 株式会社TOKYO TOWER
  • 代表者名 代表取締役 前田 伸
  • 事業内容 総合電波塔の設置経営、観光施設の経営、不動産賃貸業
  • 従業員数 85名(令和5年3月31日現在)
  • URL https://www.tokyotower.co.jp/

※ワウテック株式会社は2023年9月1日にグループ会社であるキングソフト株式会社と合併いたしました。

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