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“数万IDの利用実績” ”直感的な操作性”が全社導入の決め手

清水建設株式会社(前編)

本記事のポイント

課題

作業現場をはじめ、本来の業務に関係のない”ムダな作業工数”の削減

その上で全社員に配布されたiPadの利用率を高めたい

既存の社内システムの機能と重複しないiPadの利用促進につながるサービス導入を検討

導入の
決め手

誰でも利用できる「直感的な操作性」と「導入教育が不要」という使いやすさ

他社サービスでは厳しいとされた「数万アカウント」という大規模導入実績

ユーザーを第一に考えるワウテックの社風と「営業×開発×サポート」が一体という強み

効果

普段の業務における工数のムダを大幅削減!業務効率アップに貢献

全社導入で数万アカウントを導入しても安心して利用できるセキュリティー環境

常にユーザーに寄り添い、解決に導いてくれる手厚いサポート力

清水建設株式会社(以下、清水建設)は、創業以来、200年の歴史を誇る大手総合建設会社です。

清水建設は、建設業界において売上高・従業員数において国内トップクラスを誇り、120年以上にわたって日本の伝統芸能を伝え続けてきた「歌舞伎座」や日本最古の歴史書・古事記にもその創建が記されている日本を代表する古社「出雲大社」等の施工実績を持つなど、”伝統的な信条・価値・品質”という点を大切にしています。

さらに、コーポレートメッセージ「子どもたちに誇れるしごとを。」にも込められているように、社会に恥じない、専門家として誇れる「次の世代、次の時代につなぐ」という意味で、誠実さと強い責任感をもって一つひとつの業務に向き合っています。

今回は、弊社が提供しているサービス、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk(ワウトーク)」を全社導入していただいている清水建設に、導入経緯や利用状況、どのような点で課題解決に貢献しているのか、という点について話を伺いました。

ビジネスチャット WowTalk(ワウトーク)導入事例 清水建設 土木総本部情報システム部 企画管理グループ グループ長 渡邊照彦 様
土木総本部情報システム部 企画管理グループ グループ長 渡邊照彦 様

― ワウテック株式会社(以下、ワウテック担当者)
現在20,000アカウント以上ご利用いただいてますが、まずはその利用状況を教えてください。

― 清水建設 渡邊様
現在、当社では全社員に(WowTalkの)アカウントを配布していて、その数は20,000アカウント以上です。WowTalkを利用しているのは当社の社員だけではなく、現場で一緒に働く協力会社の社員や設計者など外部の関係者にも付与しています。

― ワウテック担当者
社外の方も使われているということですが、その際に注意している点などあれば教えてください。

― 清水建設 樋口様
(アカウント付与に関して)特にルールは設けておりません。もちろん上長承認等は必要ですが、「(業務上)使わせたい」と思った方であれば、アカウント付与を許可しています。なお、社外の方には利用開始前にWowTalk利用にあたっての誓約書に同意していただいております。

― 清水建設 渡邊様
社外の方でアカウント付与するケースが多いのは職人など現場に来てる方々です。現場とやり取りする際、円滑なコミュニケーションを図るためにWowTalkは必要不可欠です。中には個人のスマートフォンを利用する外部の方もいるので、その際はWowTalkの機能の1つである端末制限機能を活用しています。

― ワウテック担当者
最終的に数あるサービスの中でビジネスチャット導入に踏み切った理由を教えてください。

― 清水建設 渡邊様
きっかけは、2015年4月に社員配布された「iPad」の存在でした。当時、当社ではiPadの利用・定着を図る上で、それを後押しするような施策・サービスがないかを検討していました。

― 清水建設 樋口様
iPadが配布されたことで建設現場でも大きな変化が出てきていました。従来は紙の資料や図面を直接現場に持ち込んでましたが、iPadが配布されてからはそれらをデータ化して持ち運ぶようになりました。

― 清水建設 赤木様
若手社員だけではなく、年配の現場担当者でもiPad利用が徐々に浸透し、シフトチェンジしていきました。

― 清水建設 渡邊様
例えば、土木の建設現場の場合、事務所と現場が離れているケースが珍しくありません。その場合、事務所から現場まで車で15分、往復で30分かかることもよくあり、仮に一度事務所に戻って……となると1時間近く時間をムダにしてしまいます。そうした場合も想定して、もっと時間を有効活用するという観点、そしてiPadの利用促進という意味から改善策を模索していました。

― 清水建設 宮下様
私は「iPadの利用促進を実現させるにはどうしたらよいのか」と日々考えてました。サービス選定の際、ポイントは「サービスが当社に最適か」ということでした。ちなみに、「当社に最適」という部分を噛み砕いて説明すると、当社ではビジネスチャット導入以前からスケジュール管理アプリや様々なシステムを自社でもっていました。そのため、それらと重複するサービスは必要ありませんでした。とにかくシンプル且つ多くの人に求められる、使い勝手のいいサービスを探していました。

直感的な操作性・導入教育がいらない点が社内浸透を促進

ビジネスチャット WowTalk(ワウトーク)導入事例 清水建設 土木総本部情報システム部 部長 樋口登 様
土木総本部情報システム部 部長 樋口登 様

― ワウテック担当者
清水建設が弊社サービス「WowTalk」を知ったきっかけは何だったのでしょうか。

― 清水建設 渡邊様
WowTalkを知ったのは、3年前にワウテックが別サービスの提案で来社したときでした。その際、我々が「社員に配布されたiPadの利用促進・定着で悩んでいる」という旨をお伝えたしたところ、「WowTalkの特徴・強みがその課題にマッチしているのでは」ということで提案を受けました。

― 清水建設 赤木様
ただ、以前から「iPadの利用促進」という至上命題のもと、複数の別サービスも調査してましたし、即導入というわけではありませんでした。

― ワウテック担当者
実際、他社サービスと比較した際、WowTalkが勝った点というのは何だったのでしょうか。

― 清水建設 樋口様
2016年3月からWowTalkをトライアルし始め、まずは建設現場でテストすることになりました。もちろん利用する社員の立場、役割、年齢などの違いから反応は様々でした。ただ、共通した意見として聞こえてきたのは、「直感的に使える操作性」「導入教育がいらない」という声でした。

― 清水建設 渡邊様
建設現場では、内勤メンバーの幹部と現場メンバーとの間で毎朝ミーティングを実施していて、その会議自体をもっと業務効率化だけではなく、様々な面でムダを排除できないかということで活用しました。今までは資料などを印刷して配布してましたが、メッセージ等のやり取りだけではなく、WowTalkならファイルや画像を送信できるので思い切ってペーパーレス化に踏み切りました。それにより作業工数だけでなく、経費削減にもつながりました。

― 清水建設 樋口様
従来は事前に共有を受けていた図面などのファイルや画像についてはiPadに入れて持ち運べてましたが、リアルタイムでやり取りしてというのには課題がありました。社員だけではなく、協力会社の社員や設計者など外部の関係者もいる建設現場でトライアルしたことで色々と今後の活用シーンが見えてきました。

― 清水建設 渡邊様
トライアルの際、実際にWowTalkを使う方が操作しやすいように、私のほうで複数のトークグループを作りました。現場には外部の関係者もいるので、全ての情報を全てのメンバーに共有するわけではありません。内容によっては配信先を限定したいわけです。そのため、WowTalk内のパーティション機能を活用して必要な情報を配信すべき人たちだけに届けるような設定をしました。

※パーティション機能:組織内のセキュリティやプライバシー担保のため、ユーザーが閲覧・連絡できる「メンバー」の表示を自分の所属部門のみとするか、全社員表示可能とするか設定が可能

数万ID導入でも安心!連携がスムーズになり現場も活性化

ビジネスチャット WowTalk(ワウトーク)導入事例 清水建設 情報システム部 情報化企画・推進グループ グループ長 赤木和彦 様
情報システム部 情報化企画・推進グループ グループ長 赤木和彦 様

― ワウテック担当者
他社と比較した際、どのような点において”清水建設様にとって最適”だと感じられたのでしょうか。

― 清水建設 樋口様
「”初めてと思えないほど目に入ってくるインターフェイス”と”直感的に使える簡単な操作性(使いやすさ)”」というのが私のWowTalkに対する第一印象です。何も抵抗なく、難しい操作方法を改めて覚えるという作業がなかったのが特徴だと感じてました。

― 清水建設 渡邊様
「直感的に」というインパクトは大きかったです。若手社員だけではなく、40、50代をはじめ、当初iPadを手に取らなかった社員も、WowTalk導入後は進んで(iPadを)手にとってくれるようになりました。

― 清水建設 宮下様
まずは、WowTalk導入でどのような効果が見込まれるのかをテストするため、2016年3月~2017年3月に渡辺・樋口が中心となって土木の建設現場を中心にテスト導入。その後、2017年4~9月に私たち情報システム部が中心となり全社導入を視野にいれたテストを実施(最終的には3000ID)しました。結果として、導入当初100IDからスタートしたWowTalkは2017年10月から全社導入することになりました。

― 清水建設 谷部様
複数のサービスを検討しましたが、その中でも「操作性やインターフェイスの見やすさ」「直感的に使える」点でWowTalkに決まりました。

― 清水建設 宮下様
結果として、弊社のルールに則り、各社の要件を聞いた上で1番弊社の要件にマッチしたWowTalkに決まりました。現場単位ではなく「全社導入」を前提とすると最低20,000~30,000IDは使うようになります。そうすると、必然的に全社で使える機能があるかが重要ですし、数万アカウントの実績を持つWowTalkに対する安心感は強かったです。

ビジネスチャット WowTalk(ワウトーク)導入事例 清水建設本社にて|(左より)宮下卓様、谷部嘉純様、樋口登様、渡邊照彦様、赤木和彦様
清水建設本社にて|(左より)宮下卓様、谷部嘉純様、樋口登様、渡邊照彦様、赤木和彦様

導入事例 清水建設株式会社(前編)は以上となります。
清水建設のインタビューにご参加いただいた方ならびに関係者の方、このたびは貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。

▼導入事例 清水建設株式会社(後編)はこちら▼
https://www.wowtalk.jp/case/shimz_second.html

ビジネスチャット WowTalk(ワウトーク)導入事例 清水建設
  • 企業名 清水建設株式会社
  • 代表者名 代表取締役 井上 和幸
  • 事業内容 建築・土木等建設工事の請負(総合建設業)
  • 従業員数 5,001名以上
  • URL https://www.shimz.co.jp/

※ワウテック株式会社は2023年9月1日にグループ会社であるキングソフト株式会社と合併いたしました。

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